筆者は、生活を一変するような革新的なモノが大好きなガジェットライターです。
今、カフェでコーヒーを飲みながらこの記事を書いています。
ご察しの通り、世界最薄・最軽量キーボード「Wekey(ウィキー)」をiPhoneにペアリングして標準のメモアプリに打っています。
実にスムーズなタイピング。
筆者のような人を俗に”ノマドワーカー”と言うのでしょう。
筆者の考えるノマドワークの利点としては・・
「場所を問わず、自由に好きな場所で仕事をすることでストレスがない。」
「新幹線の移動中や自宅でくつろいでいる時に突然振ってくるアイデアやインスピレーションを形にできる。」
しかし、ノマドワークにはツールが必要です。
ノートPCは持ち運ぶには重いがタイピングが楽。
iPhoneやiPadだと持ち運びが楽だが文字入力が面倒。
そこでその中間をついた”ちょうどいい”ツールをお届けします。
それが、クラウドファンディングMakuakeでも大変注目を集めたガジェット、世界最薄・最軽量キーボード「Wekey(ウィキー)」なのです。
仕様的にはざっとこんな感じ。
▼サイズ:310mm*86mm(オープン時)、176mm*86mm(クローズ時)
▼重さ:95g
▼厚さ:3mm(オープン時)、6mm(クローズ時)
▼キー配列:英字(日本語はローマ字で入力)
▼キー数:64
▼接続方式:Bluetooth
▼OS:Windows,iOS,Android
▼バッテリー:Li-Polymer 180mAh
▼使用可能時間:フル充電して毎日1時間使う場合、約30日使用可能
▼本体充電時間:約1.5時間でフル充電
筆者は実際に1週間程使っていますが、既に手放せなくなっています。
とても優秀な使い勝手を含めて詳しくレビューしていきます。
”世界で一番薄く、一番軽い”圧倒的な持ち運びやすさ!
折りたたんだ状態でiPhone 7 Plusと比べるとこんな感じ。
「Wekey(ウィキー)」はiPhoneよりも薄くて軽い、折りたたみ式Bluetoothキーボード。
「ノートPCを持ち運ぶにはちょっと重い…、iPhoneやiPadだけだと文字入力が面倒…」
なんて人にはマジでおすすめです。
キーボードを広げた状態の薄さ、わずか3mm!
閉じている状態でも6mm!
重量はたったの95g!
かつてこんな薄いキーボードがあったでしょうか。
驚きです。
カバンに入れてもかさばることがないどころか、シャツの胸ポケットにもスルッと入ります。
これほどまでに持ち運びやすいBluetoothキーボードなので、カフェで仕事しようという時にはめちゃくちゃ便利です。
ノートPCに匹敵する快適なタイピング!
極薄であるからこそ、心配なのはキーボード本来のタイピング性能。
安心してください、「Wekey(ウィキー)」は薄型であるため深いキーストロークではないものの、タイピングの際に軽快なクリック音を発し、指に押した感覚を残してくれます。
タイピング音の大きさは無音から1~2レベルまで調整ができるので、図書館などの静かな場所では無音もしくはレベル1がおすすめです。
キーの反応感度は3段階で調整可能。
自分のタイピングのクセってありますよね?反応感度を強・中・弱としばらく試してお好みに合わせましょう。
筆者は10分くらいタイピングを試して”タイピング音をレベル2””反応感度を中”でいくことにしました。
始めはキーを押している感覚に戸惑いがありましたが、30分もすれば普段使っているMacBook Air 13インチに引けを取らないスピードでタイピングすることができました。
上の写真はMacBook Air 13インチのキーボードと比較してみました。
「Wekey(ウィキー)」を開いている状態が26cmなので、ノートPCとほぼ同じサイズ感で指を動かすことができました。
キーとキーの間には若干のスペースを設けてあり、窮屈な感じもなく打ち間違いも少なかったです。ノートPCと同じように打てるように、使う人のことを考えている素晴らしい設計ですね。
キーボードの配列は“QWERTY配列”です。
使えるデバイスは、PC・タブレット・スマホなどBluetooth接続できるガジェットであればほぼ使用できます。
対応OSはWindows、iOS、Androidなどほとんどの方が問題ないでしょう。
「Wekey(ウィキー)」はBluetooth接続でコードが一切ありません。
本体自体に180mAのLi-Polymer(リチウムポリマー)バッテリーを搭載しています。
メーカー公称で毎日1時間の使用で約1ヶ月使用できるとのこと。
充電可能回数は500回で年間約20回フル充電した場合、25年間使い続けることができるそうです。
バッテリー残量不足の場合は、LED2ランプが赤色に光って知らせてくれます。せっかくカフェで仕事しようと思ったのに充電切れかよー!なんてこともなさそうで便利ですね。
「Wekey(ウィキー)」本体へは付属のmicroUSBケーブルで約1.5時間でフル充電できます。
簡単過ぎる使い方に感動!
超手軽に使えることも「Wekey(ウィキー)」の魅力です。
開くと自動的に電源が入り、Fn+Pを同時に押してペアリング完了。
たったこれだけ!
作業を終える時は、折りたたむと自動で電源が切れます。
さらに便利なのは、5分間未使用状態が続くと”Suspend mode(サスペンドモード)”に切り替わり、キーを入力すれば自動的に再接続されます。
また、10分間未使用状態が続くと電源OFFになります。
仮に開きっぱなしにしていても、自動で電源が切れるので節電になって便利ですね。自動電源OFFになったら、キーボードを閉じ、もう一度開くと再接続できますよ。
日常使いを想定した利便性・防水性・耐久性も◎
折りたたむとマグネットで固定されるので、勝手に開いてしまう心配もありません。
生活防水仕様で、飲み物をこぼしてしまった時にも安心。
サッと拭くだけでOKです。
普通のキーボードとは違い、キーの間に溝がないのでゴミが入らないのはうれしいポイント。
「Wekey(ウィキー)」の底面はラバー素材でタイピング時に滑ってしまうこともなし。また、本体には指紋が残りにくい素材が使われています。長く使っても美しいボディを保つことができそうですね。
メーカー公称によると、品質認定機関で落下・衝撃テストに合格しているということで、カバンやポケットに入れて持ち運ぶ際にも安心ですね。
数々の受賞歴を誇る、注目度の高さ
Wekey Pocketキーボードの開発・製造を行ったのは、Woorinという韓国メーカーで韓国政府から革新的ベンチャー企業として認定されているそうです。
日本でも2016年9月に行われた大阪国際ギフトショーでグランプリを受賞している注目のガジェットなのです!
場所に縛られることなく仕事をするというスタイルをサポートする「Wekey(ウィキー)」に今後も注目が集まりそうです。
まとめ
▽good point
・世界で一番薄く、一番軽いので持ち運びに超便利
・ノートPCにも劣らない快適なタイピング
・開くと自動電源ONになる使い勝手の良さ
・生活防水で安心
▽bad point
・タイピングに慣れるまでに多少は時間がかかる
こんな人におすすめ
・ライティングを職業にしている人
・場所に縛られることなく仕事をしたい人
・いつでもどこでもアイデアを形にしたいクリエイティブな人
・その時に出来事をメモするクセがある人
ライターから一言
現代は、時間や場所に縛られない働き方が増えています。ノマドワーカーをはじめとする自由なワークスタイルには「Wekey(ウィキー)」のようなガジェットが求められてくるのではないでしょうか。
利便性と機能性を兼ね備えたキーボード「Wekey(ウィキー)」で新しい働き方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。